田中野菜ブログ
鉢上げの準備
梅の花も散り始め、次は桜の蕾が大きくなってきている里山です。
3月初旬に芽を出したトマト・ナス・ピーマン・その他果菜類もここ数日の暖かさで成長し数日の内に鉢上げをする予定でいます。
現在のセルポットからポットへ移動すると土の量が5倍以上あるのでのびのび野菜が成長でき、定植時期まで大丈夫な量の土があります。
本日はその土を確保する為に山に入りました。
たまに猿とか出ちゃうので、山に入るときは一応鉈をもって入ります(笑)
利用している土は広葉樹の下の土で落ち葉が腐葉土に代わり、そこから何年もかけてサラサラの土になったものを育苗の土として使っています。
このサラサラの土は腐葉土などが完全に分解されミミズや虫のいない土で、雨などによってほどよく窒素分が流れている土を香りや見ためなどの感覚で選んでいます。
深めのところにある柔らかい土を掘り起こし、ふるいにのっけてドングリや枯葉を取り除きます。
そうするととても柔らかいコヒーの粉のような土が取れます。
そしてポットにつめて出来上がり(^O^)
地味できつい(ふるいがきつい)作業ですが、自然で良質な土を確保し苗を健康に育てる重要な作業の1つです。
ふるいで腕がパンパンになり、口笛を吹いてみたり、風で枝が落ちた音にビビってみたり、普段より大自然を満喫させて頂いた1日でした。