田中野菜ブログ
苗の巣立ち
苗が順調に成長してきています。
苗達が育っているのは電気マットの使える自宅です。
夜は2~3度まで冷え込む2月ですが、20度に管理されたトンネル内で春キャベツはヌクヌク成長しています。
果菜類も順調。
3月にも沢山種まきが控えているので、寒さに強い苗から畑のビニールハウスに巣立たせます。
本日ハウス内にトンネルを設置しました。
まず、苗に地面の寒さが伝わらないようにモミガラを厚めに敷きます。
その後に、不織布を敷いて、さらにマルチを張ります。
まだまだ、地面が凍るので防寒対策が必出です!
で、極寒の畑へ巣立ちます。
マルチの上に苗を置き、ビニールトンネルを2重にします。
2重硝子と同じ働きで、1枚目のトンネルと2枚目のトンネルの間の空間を設ける事で、温度の変化が緩やかになります。
ビニールハウスを入れると3重層になります。
そんな3重ハウスの欠点は日が入ると急激に温度が上がることです。
ちょっと暖かいとすぐ50℃位に・・・
50℃にもなると苗はたぶん2時間位で枯れます。これからは1日も換気を欠かすことができない日が続きます。
休みで出かける日も、朝畑に行き換気をし、帰宅がてら畑によってトンネルを閉じるという日が4月中旬まで続きます。
一番神経を使う1ヶ月半のスタートです。
1年で1番マメになる1ヶ月半でもあります。