田中野菜ブログ
冬のおすすめ
小松菜です。寒さにじっと耐え春を待っています。朝方は0度近くになり野菜も甘くなることで必死に冬をやり過ごそうとしています。外側の葉は芽のある中心を守るために自分の葉の養分を送り、養分を送ってしまったので寒さに耐えることができず夜は凍り、そして枯れてしまいます。一枚一枚の葉で考えるとかわいそうな気もしますが、全ての葉が春を迎えて種をつけるという目標のためにそれぞれの役割を果たしている光景になんとなく人間社会も重ねちゃったりしています。
冬の露地野菜は凍らないようにするために甘くなるとよく言われますが甘くなるのとは別の効果もあります。
それは、食物繊維繊維が豊富なることです。寒さに耐えながらゆっくり育つ葉野菜は食べごたえがあり、食物繊維も多くなり腸内を綺麗にしてくれるメリットがあります。特に冬場は水分不足による便秘等が多くなるので、冬野菜で沢山の食物繊維をとっていただければと思います。