田中野菜ブログ
一瞬の蛍光ピンク
ググッと冷え込んできましたね。
急に冷え込んできたので、芋の肥大を狙ってギリギリまで収穫を伸ばしていた残りのサツマイモ掘りを本日開始しました。
大規模サツマイモ農家なら、専用の機械でサツマイモの下を掘り上げて簡単に収穫ができるのですが、うちはそんな機械はないのでシャベルで土を掘り上げての収穫となるのですが、多品目農家の1品目と言っても家庭菜園レベルではないのでシャベルだと体力的に苦しい芋掘りです笑
その後収穫したサツマイモを綺麗な状態でお届け出来るように1つ1つスポンジで土を落としコンテナーにつめていきます。
土を落として磨いてあげると、その瞬間だけですが蛍光ピンクみたいな色を出しとても美しく、最初の3個位はおぉ~と感動します。
第一弾目は10月初めに掘り、約2ヶ月間の熟成期間を経て野菜セットに入り始めています。
一昨年、昨年は保存・熟成に対する考え方が甘く、簡単な防寒対策で保存した為半分以上の腐れを出してしましました。というのも、サツマイモは気温が10度を下回ると痛み始める為温度が10度以下に下がらない場所で管理する必要があり、かつ糖度を上げるには気温14~15度・湿度70~80%の状態での保存が望ましいと本にありました。
去年の防寒対策は籾殻を敷きつめた穴にとにかく保存すればよいと言うアバウトな感覚で管理していた沢山腐れを出し、残念ながらあまりお届けができませんでした。
今回は温湿度計をサツマイモの隣に置き、ピカッと目を光らせ熟成を進めているので、味覚は人それぞれなのですが、まぁまぁ、いや意外と美味しいサツマイモになっていると自負しています。
本日掘りあげているサツマイモはやはり2ヶ月間熟成をさせ2月からのお届けになるものです。
目をピカっと光らせていきます。