田中野菜ブログ

春のとう立ちに立ち向かう

2018年02月21日 畑の様子

少しでも寒さにあたるのを遅らすためポットで育苗した小松菜、三東菜、チンゲン菜を本日植え付けをしました。2月、3月は最低気温がまだまだ低く、一定期間寒さにあう事で花芽のスイッチが入るアブラナ科は品種選びや温度管理に注意か必要です。小松菜なら何でもいいからと言って品種を選ばずに何も保温していない露地に種を蒔くと小さな状態で茎が伸び始めとう立ちしてしまいます。少し茎の伸びた小さな小松菜やチンゲン菜ももちろん美味しくいただけるのですが、小さいものを袋詰めする場合どうしても数多くいれないといけないので、200人分の予定で蒔いた小松菜が30人分しかなかったなんて事になってしまいます。もちろん種の説明には花芽が遅い品種で寒さにあたっても茎が伸びる前に収穫できますと説明されているのですが、それも肥料を過不足なく与えた早い成長スピードを基準に説明されているので、無肥料のスピードで大きく育てるのはやはり沢山の工夫が必要です。

今回は寒さにあたらないよう育てた苗で成長が早い早生品種です。植え付けた本日より寒さにあたり花芽のカウントダウンが始まるので、早く大きくしてとうが立つ前に逃げ切ろう作戦です。

植え付けし直ぐに保温しております。

逃げ切りたーい。

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