端境期って?

2016年2月9日 0:49 (カテゴリー:自然栽培, 野菜セットについて, 畑の様子

10ヶ月続く宅配の最後の月となりました。

本日は端境期についてお伝えさせていただきたいと思います。

なかなか聞きなれない言葉ですが簡単に言うと季節の変わり目で野菜があまり取れなくなる時期のことを端境期といいます。

田中野菜での端境期は6月~7月、9月下旬~10月下旬、そして2月頃です。

そう、今がその2月なのですが、端境期に突入し始めました!!

オープン当初より田中野菜をごひいきにしてくださっているお客様は端境期のセットにどのような変化があるかご存知の方もいらっしゃると思いますが、端境期にどんな野菜が届くことがあるのか?なぜそうなるのか?をお伝えできればと思います。

一例ですが、小松菜です。

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2月に入り寒さにあたり葉も厚く味を凝縮した冬の小松菜です。ですが、サイズは普通の半分ほどのサイズ。小松菜の収穫は間引きながら大きくなったものから収穫しお届けしています。本来なら間引いた後に残る小さな株も次第に大きくなりちょうど良いサイズでお再度収穫し届けとなりますが、真冬の為、間引いたあともあまりサイズが変わらず小さいままの小松菜が2月頃の畑に残ります。可能な範囲で環境に優しい農業を目指し、田中野菜では化石燃料を利用しハウスを温めたりしておりません。また、即効性のある化学肥料、そして有機肥料さえ利用しません。その為真冬にはこういった小さい野菜もお届けする時期があります。見た目は小さいですが、その季節・その時の自然条件下で野菜自身が選んだ形で健康状態・栄養価共にベストだと思っております。肥料を与え、加温してあげればスーパーに置かれている均一な見た目にすることはできますが、そうしたいとは思っておりません。

次に脇芽ブロッコリーです。脇芽ブロッコリーのサイズは小さく5円玉~10円玉程しかありません。

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大きなブロッコリーを収穫した後に枝の根元から出て来る脇芽ブロッコリーです。脇芽ブロッコリーのサイズは小さく5円玉~10円玉程の大きさしかありません。2月は寒く、微生物の活動が極端に落ちる為地中ある野菜が使える養分が非常にに少なくなります。そんな中既に大きなブロッコリーが収穫されてしまった株はなんとか次の世代へ命を繋ぎ花をさかせようと自分の下の葉に残る僅かな養分を頂部に伝えることで寒い2月に小さな脇芽ブロッコリーをつけます。

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下葉が枯れ、外見がはよくはないのですが、上へ伸びようと一生懸命です。畑で共に過ごしていると厳しい条件下でも生きよう生きようとする彼らの力強さや生命力を感じ、生きものの命を頂いていると感じます。 

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小さな小さな蕾ですが、あらん限りの力を使って膨らんだ甘い脇芽ブロッコリーです。

端境期には他にも普段とは少し違う大きさ・形・量等で届くこともございす。普段とはサイズが違い扱いづらい一面もございますが、季節を通じて路地の野菜を食べていただきたいと思っております。端境期で量が少なくなる時は沢山取れる時期に多くお詰めしてバランスをとらせていただいております。出来るだけ満足いただけるよう量・質共にこだわっていきたいと強く思っていますし、この端境期の期間をなるべく短縮できるよう季節の移り変わりを肌で感じ、またデーターにして種まきのタイミングの調整、品種選定をしていきます。普段より少し少ない時は季節が移り変わっていくことや、モリモリの野菜が届くときは今がこの季節の最盛期なんだなぁと感じながら料理していただけたら嬉しく思います。

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