ホソマッチョ&フトマッチョ

2013年2月5日 0:01 (カテゴリー:未分類

 数年前に、『有機野菜と普通の野菜の栄養価や食味は変わらず、

むしろ普通の野菜の方が若干栄養価が高く、味も美味しい』という研究発表があったそうです。

イギリスの研究機関がこの結果を発表してから、イギリスでは有機野菜が売れなくなったとか。

田中野菜は肥料を入れる有機農家ではないけれど、同じ環境保全型農業をしている者として

やっぱり引っかかる内容です。

 

 無肥料野菜も有機野菜も普通のスーパーで売られている野菜も基本的には栄養の最後の形である

無機化された栄養分(チッソ・リン・カリ)を吸収して育ちます。

この3パターンの野菜が栄養を吸収する過程を比べてみると、

化学肥料を使った野菜・・・化学合成された無機栄養分チッソ・リン・カリを野菜が直接吸収。

有機野菜・・・有機肥料をバクテリアが分解し、無機栄養分チッソ・リン・カリとその他のミネラルを生成し野菜が直接吸収。

無肥料野菜・・・竹やワラなどの炭素率の高い有機物を菌が分解し、その成分をバクテリアが分解し、チッソ・リン・カリとその他様々なミネラルを作り野菜が吸収。

微生物層が豊かなほど様々なミネラルが生成され、その微量な成分が野菜の成長や食味に影響してくるといわれています。

ただ、データで見るとそんな有機野菜と化学肥料の野菜の栄養価・味はほぼ変わらないとのことです。

僕のイメージで言うと、化学肥料を使って育てる野菜はサプリメントやプロテインを飲んで完璧に栄養管理したボディービルダー、マッチョマン。

無肥料や有機肥料で育つ野菜は一汁三菜を基本とした栄養で健やかに体を作るホソマッチョ。

筋肉量や瞬発力はマッチョマンが上かもしれませんし、有酸素運動はホソマッチョの方が得意かもしれません。

それぞれの良さは相対的。

野菜の違いを、そんな感覚でとらえています。

研究機関が提示する数値化された旨みも指標の一つにはなりますが、1番大切なのは食べた時に

体が感じる“おっ!!”だったりすると思います。

今回は農家としてとても興味深く、日々の鍛錬を欠かしてはいけないと感じさせてもらった記事でした。

最後になりますが、無論、野菜を直接販売させて頂いている田中野菜としては・・・

味に自信を持って販売させて頂いております。

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